スクランブル英文法・語法の時制問題を一気に解説!

こんにちは、はやし(@hayashinetzemi)です!
 
今回はスクランブル(4th)の時制問題を解説します。
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時制の問題の解き方

時制の問題は、かなりの確率で選択肢が同じ動詞で作られています。そりゃそうですよね、問いたいのはどんな時間感覚かであって、動詞の意味ではないので。
 
なので、まずは選択肢を確認してください。読み進めてもらえれば分かりますが、それだけで半分くらい選択肢が切れて、あとは何を本文から探せばいいかが明確になる場合がたくさんあります。
 
これは何も時制だけではないし、そもそも問題を解く際にはいつでも大事なことですが、特に時制はその感じが強い範囲なので、ぜひ慣れていきましょう。

時制問題の解説

1.③see
問題1は、カッコの左に[generally]があります。「一般的に」という意味ですね。これは過去も現在も未来も当てはまるものを指すので、全基本時制をカバーする現在形を入れるところになります。だから③の[see]が正解です。
 
すでに時制と受動態の学習を終えている人に向けては別な解き方もあります。[see]は「見えている」という状態動詞として使うのが普通なので、特別な強調が無い限りは進行形にしません。文法問題では①と②はないと思ってOKです。
 
なので③か④になるわけですが、[see]は他動詞で、でも第4文型にはなりません。この単語を使って「〜を与える」という言い方はしないからね。すると目的語がすでに[many dogs]とあるので、不完全な状況を作る受け身はダメです。なので③になります。
 
初っ端から長くなりましたが、最初なので細かく言ったと思って、どんどん次にいきましょう。
 
この問題に関する文法の説明は、「基本時制〜「今」には2つの時間感覚がある」で行っています。
 
 
2.①boils
問題2も同じく、「100℃で沸騰する」のは昨日も明日も明後日も同じです。だから現在形でいいでしょう。
 
細かく言えば、問題1は「現在の習慣」というやつで、今回のは「不変の真理」の使い方になります。確認の意味も込めて、ここまで言えるようにしておきましょうね。
 
この現在形に関する話は、「動作動詞の現在形〜習慣・不変の真理・未来」で行いました。
 
 
3.②helped
問題3は[when I was a student]の部分がポイント。過去時制であることは決定だし、学生時代ずっと助け続けたわけではないはずだから、瞬間の動作とは言えません。
 
たとえ勉強中であっても、「私、ダンスしてるんです」って言えるのと同じこと。その瞬間にやっているかどうかではなく、そういう生活を送っているかどうかが「幅のある時制」の考え方でした。
 
「幅」で使う時制=進行形は使わないので、答えは②です。これについては「動作動詞と状態動詞の違いと見分け方〜意思か本能かの違い」を確認です!
 
 
4.④will come
問題4は[next time]があるので未来の内容になるのはOKでしょう。だから④です。
 
ただ、[when]節の中なのに[will]を何で使うの?って思う人もいると思います。この話は後で問題として出てくるので、そこで改めて補足します。ひとまずここでは「いつ来るか分からない」と、[when]を「いつ」で訳すから名詞節というだけに留めておきます。
 
 
5.③am having
問題5は[have]の時制です。この単語は「〜を持つ」の意味では状態動詞(〜を持っている)になりますが、「〜を食べる」の意味では動作動詞になります。この点が狙われやすい。
 
本文の方は[今メシ食ってるから後で来て]という内容なので③です。[at the moment]が「ちょうど今」という表現なのはぜひ覚えてきましょう。
 
 
6.②are arriving
問題6は「現在進行形は間近に迫った未来のことを表せる」という話を問うているものです。往来発着系動詞は現在形や現在進行形で未来のことを表せるんでした。
 
他の選択肢を確認しておくと、まず①は過去形なので論外ですね。③は[is]がおかしい。主語は[They]だから。
 
④を選んでしまった人もいると思うけど、[arrive]が自動詞なのでこの形では受け身を取れません。
 
現在形や現在進行形が未来のことを表す点については、「未来の表し方〜そもそも英語に未来形なんてない」を復習です。
 
 
7.④was washing
問題7は本文の後半に注目ですね。「電話が鳴り始めたとき」とあります。「鳴り始めた」まさにその瞬間に「髪を洗う」という動作をしていたわけだから、進行形です。
 
全体として過去の話だから過去進行形の④です。進行形については「進行形〜過去・現在・未来の瞬間の動作。「いっつも」に注意」でやりました。
 
 
8.④will be appearing
問題8は、本文に[tomorrow]があるので、まず過去形になっている③は外れます。
 
次に、明日の夕方までずっとテレビに出続けることは無いですよね。24時間テレビのパーソナリティーじゃないんだから。だから完了形は使いません。④。
 
完了形って何だっけ?という人は、「現在完了とは?〜過去にしたことが現在まで続いている話」を復習しておいてくださいね。
 
 
9.③belongs to
[belong]、動作動詞と状態動詞の問題の代表ですね。いつでも辞められるから動作と考えがちだけど、この単語は「所属している」という状態を表す動詞。これはもう「そういうもんなんだ」と思うしか無い。
 
そして自動詞なので、②のように目的語の前には前置詞が必要になります。これも「何に?」とツッコミができてしまうので、他動詞と思いがち。例外的な単語として必ず覚えておきましょう。自己紹介でも使えるしね。
 
 
10.①hear
[hear]も動作動詞と状態動詞の定番問題。「聞こえている」という状態を表すもので、意識的に耳を傾ける動作は[listen]を使うのでした。進行形は使わないし、でも「今この瞬間」の話だから完了形も使いません。①。
 
[belong]も[hear]も、あるいはそれ以外の注意すべき単語も、問題3のところに載せた動作動詞と状態動詞のところで話しています。
 
 
11.③have just moved
問題11はまず選択肢です。[just]は現在完了を用いる目印なので、①と④はカット。あとは過去形がないので②の過去完了も使いません。過去完了についてはまた問題19で出てくる話なので今は軽めに。
 
完了形を使う目印は「現在完了の3用法〜継続・経験・完了の動詞の違いと区別の目印」で確認してください。
 
 
12.④have seen
こちらは本文の最後にある[twice]が鍵。これも現在完了の経験用法を表す目印なので、①③⑤はカット。
 
そして②の現在完了進行形は継続用法でしか用いないので②もありません。経験っていうのは必ず過去にやったことだから、「今この瞬間」の話にはならないですよね。
 
この問題で意識してほしいのは、[twice]を見つけるだけで解けるということ。もちろん内容を読み取って、そこから正解にたどり着けることも大事ですが、こういう文法問題はさっと論点を見つけて秒速で解くことがそれ以上に大事です。
 
 
13.③have known
問題13も[since]があるから②か③。そして[know]は絶対に知っておくべき状態動詞なので、進行形を使いません。だから③です。
 
 
14.④we have been walking
こちらも[for]があるから現在完了の継続用法。ただし、[walk]は明らかに動作なので、問題14では現在完了進行形を使います。
 
 
15.been
問題15は、[have been to]と[have gone to]の問題。この話自体は分かっている人が多いと思いますが、正しく答えられた人はちょっと減るんじゃないかと思います。
 
というのは、「見送る」という部分に引っ張られてどんな表現をするべきか悩んでしまった人もいると思うからです。単純に「行って、戻ってきた」という内容を押さえる、それは結構「慣れ」の部分になると思います。
 
[have been to]と[have gone to]については、「完了形の定番問題〜「死んで10年になる」と「have been to・have gone to」」のところになります。
 
スクランブルでは完了形の書き換えに関する問題がないので、ここで一緒に復習をしておいてください。
 
 
16.④Have you ever been
問題16、Bの[once]に注目できたら現在完了形の経験用法と判断できます。完了形の文だから答えは④で終了です。
 
 
17.④went
問題17も文末の[last month]がポイント。[last ~]は過去のことしか表さない表現で、「現在完了を使えない目印」として覚えておかなきゃいけないものでした。
 
だから③がダメで、繰り返しだけど過去のことなので④です。こちらの目印は問題8に書いた現在完了とはの記事に載っています。
 
 
18.②came
これも全く同じ。[just now]が現在完了形を使えない目印。後半に過去形があるからといって、これが大過去を使うための基準となる過去ではないので、②が正解です。
 
[just]は現在完了の目印で、[just now]は現在完了を使わない目印。紛らわしいけどきちんと覚えておきましょう。
 
 
19.①had already arrived
問題19〜21は過去完了の問題です。[reached]という過去があって、その前に電車が到着したわけだから、大過去の時制です。大過去を表す文法が過去完了。正解は①になります。
 
 
 
20.③had been
問題20は[before he was ~]と、過去のさらに前であることを分かりやすく出しています。だから大過去。
 
[drift]は「漂流する」という意味で、好きで漂流するイメージは無いから状態動詞っぽい気がするけど、動作動詞になります。
 
知っていなきゃいけないものとは思えないけど、この問題をきちんと見て考えていたら「この単語は動作動詞なんだ」と知れますね。そうやってちょっとずつ知識を貯めていってください。
 
 
21.③had given
問題21もカッコの部分が大過去です。すでにもらったものじゃないと失くせないからね。
 
 
22.①will have received
問題22は[by next~]が未来のある時点を設定していて、すでに発送されたりその準備にかかられているものが、この未来の時点で行われることを表しています。これが未来完了の使い方ですね。
 
副詞節内ではないので、基本的に[will]を取った④は使いません。未来であることをきちんと表します。
 
 
23.③comes
 
この問題では[call]の後ろに[me]という目的語がきちんとあるので、[when~]節は名詞節になることはありません。
 
つまり副詞節だと判断できるので、[will]を使わない、そして[she]という3単現を受けて③になります。
 
もちろん、訳を考えたら「〜するとき」となって副詞節と判断できます。ただ、あくまでもこれはトレーニングの時間なので、構造から解けるようにすることを目指してくださいね。
 
 
24.③comes
問題24はもっと簡単です。[wait]は自動詞であり、しかもuntilは副詞節にしかならない。どちらの知識を使っても「副詞節の中では〜」ルールに沿って③を選ぶという問題です。
 
 
25.③rains
こちらは[if]が名詞節にも副詞節にもなれる接続詞でしたが、動詞の[go]が自動詞です。目的語になることが無いので、[if]節は副詞節。よって③になります。
 
もちろん訳して「もし〜」だからでもいいですが、繰り返し、それは最終手段です。
 
名詞節も副詞節も取れる接続詞については、「whenとifの区別とas soon asなどの「〜するやいなや」の表現」で説明しています。残りの問題も全部これです。
 
 
26.④
問題26の[wonder]は、結構いろいろな使われ方をする単語です。ここではひとまず、後ろに「疑問詞+SV~」を伴って「〜かしら」といった意味で使われると思っていてください。
 
[where he is]だったら「どこに彼はいるのかしら」、[why he did]だったら「なぜ彼はやったのかしら」といったように。
 
この例からも分かるように、疑問詞以降の部分は[wonder]の内容、つまり目的語になります。だから今回の[when]節も名詞節。副詞節じゃないので[will]は使えます。
 
 
27.①will come
「時や条件を表す副詞節の中では未来のことでもwillを使わず現在形」の問題で一番定番の文です。[know]は他動詞、だから[if]節は目的語となって名詞節になります。[will]は使えるので①です。
 
 
28.①
最後、[as soon as~]は「〜するやいなや」の構文の代表でした。副詞句となり、やはり[will]は使いません。[as soon as]を含めて、最低6個は覚えておいてくださいね。
 
 

時制の問題のまとめ

以上がスクランブルの時制の範囲の解説でした。時制はとにかく2つの時間間隔の話と、動作動詞/状態動詞の区別が重要です。
 
その上で、[will]って何なの?完了形ってどんな様子を表しているの?ということをきちんと押さえていってくださいね。
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