動作動詞の現在形〜習慣・不変の真理・未来

時間には【瞬間の今】と【幅のある今】があり、また動詞には【動作】と【状態】がある。したがって「今」の話をするときは全部で2×2の4パターンがある。前回、そんな話をしました。

この中で、「今この瞬間」に何か動作をしているところは想像できると思いますが、「幅のある今」にしていることってどんなことでしょうか。

今回は進行形の話をする前に、この動作動詞の現在形の話をしたいと思います。

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動作動詞の現在形

「今この瞬間」のことではない動作はただの現在形で表します。たとえば「受験生は英語を勉強します」とか「水は100度で沸騰します」は現在形。

勉強するが動作なのは当然として、沸騰するのも動作動詞。人間の行為を超えた動きは動作動詞でした(分からなかったら動作動詞の復習ね)。

どちらの文も動作だけど「今この瞬間」のことではありません。「幅」を意識して使っている動作動詞は現在形で書いてください。

その上で、試験を受けるための知識として「動作動詞の現在形で書く3パターン」の話をしたいと思います。【現在の習慣】【不変の真理】【近い未来】は現在形という話です。

  • He gets up early every morning.「彼は毎朝早く起きる」
  • The sun rises in the east and sets in the west.「太陽は東から昇って西に沈む」
  • We go to TDL tomorrow.「私たちは明日ディズニーランドに行く」

現在の習慣

一番多いのが現在の習慣です。たとえば「私は毎朝早く起きる」。これは今この瞬間の話ではもちろんありません。

こういう習慣的に行っていることであれば現在形を使いましょう。これは全然難しくないかな。

1点注意しておきたい。習慣って言われるとなんかしょっちゅうやってるようなイメージがしてしまいます。が、この形ではその「頻繁に」という感覚は持たない方がいいです。

毎日でも週に1回でも、あるいは年に1回でもいい。そんな生活を送っていますとか、そういうものですっていうニュアンスがあればこの用法はOKです。

とにかく過去も現在も未来もそうであることを表すのが、「幅のある今」の役割。これを忘れないでくださいね。

不変の真理

続いて不変の真理。たとえば「太陽は東から昇って西に沈む」は、絶対に変わらない世界のルールです。こういったものを「ふへんのしんり」と読んで必ず現在形で使います。

太陽は昨日も今日も明日も東から昇って西に沈むわけですから、「幅のある今」と考えるのはそんなに難しくないかなと思います。

ちょっと印象が異なるけど、ことわざなんかも同じで現在形。たとえば「失敗は成功のもと」は[Failure teaches success.]なんて表現となります。

近い未来

最後は間近に迫った未来のこと。これが一番???だと思います。何で未来のことなのに現在形なのって話だけど、実は未来のことって現在形で表せるんです。

ただしきちんとした説明は次の次でやる未来形のところで話すので、今はちょっと「そういうものなのかー」くらいにしておいてください。

ちなみに、この用法は動詞がだいたい決まってます。goとかcomeとか、あるいはleaveやarriveといった「行く・来る・出る・着く」系。

「往来発着(おうらいはっちゃく)動詞」と呼ばれたりもします。目印として覚えておくといいよ。ちなみにこれらは【移動】系なので、第1文型として使われやすかったね。

それからもう1つ、haveもこの用法で使います。ただし「持つ」ではなく「食べる」の意味で使われるhaveに限ります。「持つ」方のhaveは状態動詞ですからね。

今回のまとめ

以上、が動作動詞の現在形で表現される3パターンでした。【現在の習慣】【不変の真理】【近い未来】の3つが出てきたら、現在形で答えてください。

あくまでも動作動詞の話だから気をつけて。Yui is very cute.「新垣結衣は超カワイイ」ってあっても、「不変の真理だ!」とか言わないように。be動詞は状態動詞ですから。

もちろん、状態動詞だって同じ使い方をするよ。[Time is money.]「時は金なり」なんていうのがこれにあたります。

ただ前にも言ったように状態動詞は現在形だけで全ての「今」をカバーできるので、そもそも現在形かどうかを考える必要がありません。

現在形と現在進行形の区別を持つ動作動詞の話ってことを改めて強調しておきます。

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