助動詞の時制〜would・could・should・mightは【過去】ではなく【丁寧】

助動詞の過去形について話をします。wouldやshouldはそれぞれwillとshallの過去形だけど、あまり過去のことだと思わないでという話をしました。その理由を説明したいと思います。

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助動詞の過去形とは

・Will you open the window?
Would you open the window?

・She may come here tomorrow.
She might come here tomorrow.

・I can do it, but I don’t want to.
I could do it, but I don’t want to.

仮定法でも出てきたけれど、「助動詞の過去形」と呼ばれるものは4つあります。would・could・should・mightです。それぞれwill・can・shall・mayが現在形の形でした。

これらは過去形とは呼ばれるものの、基本的には「過去のこと」を表さない。まずはこれをしっかりと押さえてください。過去形だから過去のことなんだと思っていると、普通に誤読をしてしまいます。

では助動詞の過去形ってなんなのか。wouldのところで出てきたけれど「丁寧」あるいは「ひかえめ」な表現をしたいときに使うものなのです。

「〜してくれない?」を「〜していただけませんか」って言ったら丁寧な表現だし、「〜できるよ」を「なんとか〜できるよ」って言ったら控えめな(あるいは自信がない)感じで言っていることになります。

この差をうまく表すのが「助動詞を過去形にする」っていう作業なんです。例文の2つ目も現在形なら「明日来るかも」、過去形なら「ひょっとしたら来るかも」くらいな感じで訳してください。

「無いとは思うけど明日来るかもしれない」といった訳でももちろん大丈夫です。唯一の訳し方なんてありません。とにかく控えめor自信がない感じが出ていればOKです。

助動詞の過去形が過去を表すときもある

・When I was young, I could run very fast.

助動詞の過去形は過去を表さないと言ったけれど、実際には過去のことを表す場合もあります。それは例文のように明らかに過去と分かるときです。

「若いとき」、っていう過去のことを示す場面設定があるときは、助動詞の過去形がそのまま過去のことを表す目的で使われます。時制の一致が働いていれば、それでもう同じ時制だと分かるんです。

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