助動詞の過去形+完了形〜【過去の推量】か【非現実】

前回、助動詞の過去形は過去のことではないという話をしました。じゃあ助動詞を使った文で過去のことを表すにはどうすればいいの?ってのが今回の話です。

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過去のことは「助動詞+完了形」

過去の話をしたいとき、動詞を過去形にします。ただし助動詞の後ろは原形と決まっているので、それができないっていうのが今の状態です。

過去形にしたいんだけど、原形にしなきゃいけないってルールがあるからそれができない。これと同じ状況はこれまでにもありました。不定詞です。

過去の話をしたいけど、toのあとは原形って決まってるからそれができない。そういうときは完了形にすることで乗り越えられるんでした。

後ろの原形しか置けないって点で、不定詞と助動詞は同じなんです。だから助動詞を使った文で過去のことを表したい場合、助動詞の後ろに動詞を完了形にしたものをおけばいいのです。

助動詞の品詞のところでも言ったけれど、こうやって異なる文法間に共通点を見つけられると英語は伸びます。これは英語に限らず勉強全般に当てはまることだけど。

助動詞を使った文で過去のことを表したい場合は完了形を使う。これを必ず覚えておいてください。

推量の助動詞+完了形

・It must have rained yesterday. 「昨日雨が降ったに違いない」
・It was raining. She may have got wet.「雨が降った。彼女は濡れたかもしれない」

主な助動詞には、本来の意味と推量の意味の2つの意味がありました。後ろに完了形がある場合、助動詞をどちらの意味で使っているかによって若干違いが出ます。

まずはこれまでと反対に推量の意味の話から先にします。こちらはすごく簡単で、「〜」の後ろに「だった」を入れればいいだけです。

「〜だったに違いない」「〜だったはずだ」「〜だったかもしれない」「〜だったはずがない」と訳せば大丈夫です。

助動詞+完了形

・You should have gone there.
・You had better have read this book.

続いては推量ではない方、つまり本来の意味で使われている助動詞に完了形がついたパターンです。こちらは「過去における非現実」を表します。どういうことか。

1つ目の例文は「そこへ行くべき」を「だった」という過去形にしてもらい、「あなたはそこへ行くべきだった」としてくれればOKです。

この「するべきだった」という表現、これは実際にはやらなかったから言う表現だよね。やってたらこういう言い方はしません。だから非現実なんです。

2つ目の文も「この本を読んでおくべきだったのに(実際は読まなかった)」となります。

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