関係代名詞that〜必ず使う4・絶対に使えない3

先行詞が人だろうが人ではなかろうが使える関係代名詞that。今回はこれについての話です。

本当にいつでもOKなら、whoとwhichは必要ありません。それでも両方あるってことは、それなりに意味があるのです。

こんなときはthatを使おう、逆にこんなときはthat使っちゃダメだよっていうパターンを説明していきます。「使うよん/使えないさん」と覚えてください。

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thatを必ず使う4パターン

  • The girl and her dog that I saw yesterday were so cute.
  • He is the only man that knows my secret.
  • Who that knows Ken would trust him?
  • She is not the woman that she was ten years ago.

「こういうときはthatだよ!」っていう好んで使う場合と、逆に「こういう場合はthatは使えません」っていう例外パターンがあります。まずは必ずthatを使わなければいけない場合。これが4パターンあるんです。

先行詞が「人+物」はthat

  • The girl and her dog that I saw yesterday were so cute.

まずは先行詞に人も人以外も両方ある場合です。両方あったらどっちかを選ぶのがムリなので、両方OKなthatを選ぶしかありません。これはかなり分かりやすいと思います。

「私が昨日見た女の子とその娘の犬は、すごくかわいかった」

限定表現がつく先行詞

  • He is the only man that knows my secret.

2つ目は先行詞にそれを限定する表現がついている場合です。「男性」という全人口の半分(いるかは知らないけど)を指している名詞に対して、onlyがくることで「唯一」の存在となっています。

このように、先行詞を限定していれば関係代名詞はthatです。ただ、イマイチ線引が分からないと思う。「男性」だって人間の中で男だけに限定してるじゃんって言えてしまうもんね。

なので、「ここでいう限定表現はこれだ!」っていうのを覚えておいた方がいいかなと思います。【最上級・only・first・same・all・〜thing】。これくらい知っていれば十分です。

例文は「彼は私の秘密を知る唯一の人です」という意味になります。

先行詞が疑問詞who

  • Who that knows Ken would trust him?

上の2つは超頻出の話なので、必ず覚えておかなければいけません。たとえ受験まで1ヶ月ってところで勉強を始めたとしても。ただ、あとの2つは少しマニアック。大事だけどレベル分けをして覚えておこう。

マニアック1つ目が先行詞に疑問詞のwhoが来るパターンです。普通はこれでは分からない。ただ、例文が「ケンを知っている誰が彼を信頼するの?」って文だと分かればイケるのではないでしょうか。

「Who would trust him?」は「誰が彼を信頼するの?」の意味。この[who]は名詞です。だって答えが「ケン」というように名詞で返ってくるから。自動詞と他動詞の判断方法でも言いましたね。

この名詞Whoを先行詞として[that knows Ken]という関係代名詞の文が修飾しています。こういう場合はthat。なんでwhoにしないかというと、逆にwhoにすると「フーフー」となって変だからです。

ちなみに、「would」は何でしょうか?何でwillの過去形なんだろう?

実はこれは仮定法なんです。関係詞が終わったら次に出てくる単元なので、今はスルーしてしまうけど、ちょっと覚えておいてください。

補格の関係代名詞

  • She is not the woman that she was ten years ago.

必ずthatを使うパターン、最後は補格の関係代名詞です。前回ツチノコ的存在といったやつですね。本当に珍しいのであんまり話したくないんですが、次の次の回でやる関係代名詞whatとも絡んでくるので、一応触れておきます。

たとえば「She was cute ten years ago.」と言ったら、「10年前の彼女は可愛かった」となり、彼女=カワイイが成り立つ第2文型の文と分かりますね。今カワイイのかは知りません。

この「10年前は○○だった」といった内容を少し慣用表現的に関係代名詞にしたのが、この例文の表現で、「10年前の彼女」と訳します。

もともとbe動詞の後ろにあったもの(=C)が関係代名詞となったと考えてください。

目的語が関係代名詞になると目的格の関係代名詞と呼ばれるように、補語が関係代名詞になったものは補格と呼ばれます。そしてこのとき使うのはthatが好まれます。そしてさらに、このthatは通常省略されます。

もうぐちゃぐちゃなのでこの説明は次回に。「彼女は10年前の彼女ではない」でした。

thatを使えない3パターン

  • Look at the house whose roof is red.
  • I visited Kyoto, which is popular among tourists from abroad.
  • This is the man on whom I depend.

次は、逆に「thatムリ」って場合です。こちらは3パターンあります。ただ、上の必ず使うパターンと違って説明はほぼありません。

まずは所有格の関係代名詞。これは前回も出した以下の表を見てもらったら分かるように、所有格の関係代名詞にthatはありません。だからムリ。さすがに所有格まではカバーできないんです。

あとは「非制限用法」と「前置詞+関係代名詞」。この2つはまだやっていないので、そのときに改めて触れます。とにかく3つをまとめて挙げられるようにしましょう。

今回のまとめ

以上が関係代名詞thatについてのまとめでした。前回までにやった関係代名詞の役割や作り方の話に加えて、thatの特徴ということで今回の話を押さえていってください。

そうしたら、次回は関係代名詞の省略という話をしていきます。省略に多用っていう言うのも変だけど、とにかくたくさん目にする機会がある、大事な話です。

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