擬似関係代名詞but〜先行詞が否定で、且つ意味が二重否定

2回に分けて疑似関係代名詞という話をします。何かというと、whoやthatといった関係詞と呼ばれる奴らではないんだけど、形としては関係代名詞の特徴と全く同じというものたちのこと。

形というのはもちろん、節内不完全で、先行詞があって、形容詞節になることです。

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擬似関係代名詞but

・There is no mother but loves her own child.
=There is no mother who does not love her own child.

・There is no rule but has some exception.
=There is no rule that doesn’t have some exception.

今回と次回で話す疑似代名詞は全部で3つ、but・as・thanです。よく見る単語で、「え、そんな用法もあるの?」と思うと思います。疑似関係代名詞のbutから。

まずはこのbutがちゃんと関係代名詞の形をしていることを確認しましょう。

それぞれbutの後ろに主語がない節内不完全となっていて、前には先行詞としてmotherとruleがあり、そして「自分の子供を愛する」が「母親」を、「例外を持つ」が「ルール」を修飾しています。

疑似関係代名詞butの条件

ここまでを確認してもらえたら、次はこのbutの特徴を2つ。まず、1つ目の文で先行詞motherにnoがついていることに注目してください。これが1つ目の条件で、「先行詞が否定」です。

それから今度は訳してみましょう。but節の中は「自分の子供を愛する」ですが、先行詞にnoがあるので、「自分の子供を愛する母親はいない」という意味になってしまいます。

誰がどう考えても、この文は「愛さない母親はいない」であるべきですよね。これが2つ目、butは文と文をつなげる他に否定の意味を追加するんです。したがって、先行詞の否定と合わせて二重否定の文となります。

だからこれを普通の関係代名詞で表すと、notを明記しなきゃいけないことを確認してね。3文目も全く同じ用法で、「例外のないルールはない」です。

ルールと言っても例外はあるからね、そこは堪忍!という僕からのエクスキューズでした

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