複合関係代名詞〜whatever・whoever・whichever

複合関係詞の中で関係代名詞から作られた【whatever】【whoever】【whichever】についてを1つずつ見ていきます。

基本はあくまでも前回やった「品詞」「訳し方」「書き換え」の3つなので、まだ読んでない人は必ず合わせて読んでください。

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複合関係代名詞一覧

上の表が複合関係代名詞の形・品詞・意味をまとめたものになります。基本的には全部関係代名詞の仲間なので、役割は同じ。

thatだけは複合関係代名詞にならないことと、what以外の関係代名詞は訳すときに何か言葉を充てる必要がなかったことを確認しておこう。関係代名詞whoは「誰」とか「いつ」とか訳さなかったよね。

複合関係代名詞whatever

・I will give you what you want.
・I will give you whatever you want.
・Whatever happens I am with you.
・No matter what happens, I am with you.

1つ目なので詳しく話したいと思います。まず1文目は普通の関係代名詞whatの文です。意味は「私はあなたが欲しいものをあげます」。関係代名詞whatは「こと」か「もの」と訳すのでした。

これをそのまま複合関係代名詞にしたのが2文目。前回「〜全部」の訳し方を紹介しました。ここでは「欲しいもの全部」となります。

この2文目のwhateverは関係代名詞whatと同じ位置にあることから名詞節となっています。whateverは名詞節として働くときこの「〜なもの/ことは全部」の意味になります。

一方、複合関係代名詞になると、関係代名詞のときには無かった副詞の働きをする場合が出てきます。もう1つの訳し方、つまり「たとえ〜とも」はこの場合に使うのです。

3文目はこっちのパターン。だから「たとえ何が起きても」と訳してください。そして譲歩の方なので、4文目のように「no matter waht」で書き換えられます。ここまでできれば完璧です。

複合関係代名詞whoever

・We welcome whoever comes here.
・Whoever say so, it is not true.
=No matter who say so, it is not true.

複合関係代名詞whoeverでは、1つ目の訳し方が「〜な人は誰でも」、2つ目が「たとえ誰が〜しようとも」となりました。前者が名詞節で、後者が副詞節です。

副詞節の方は3文目のように「no matter who」で書き換えられる、ここまではwhateverと全く同じですね。「(ここに来る人は)誰でも歓迎です!」「たとえ誰が言おうとも、それは真実ではない」。

気をつけるべきことは、そもそも関係代名詞whoが形容詞節の働きだったこと。複合関係代名詞になったとたんに、その役割をはなくなります。

それから、目的格の複合関係代名詞だった場合、これは関係代名詞のときと同じく、whomeverになるので、格まで考えることを忘れないようにしなくてはいけません。

複合関係代名詞whichever

・You can take whichever you want.
・Whichever you get on, you can go to Tokyo.
・no matter which you get on, you can go to Tokyo.

最後はwhichever。これはwhateverとwhoeverを理解してもらえたら、もう簡単です。複雑なことは一切ありません。

「〜なものはどれでも」、「たとえどれが(を)〜しようとも」の2つ。whichは特に形が変わるわけでもないので、格を考えすぎる必要もありません。

今回の話では名詞節か副詞節かの判断に疑問が残ったんじゃないかなと思います。実際、英語を読む上ではこの2つの判断はとても重要です。これは時や条件を表す副詞節で登場したwhenやifと同じです。

ただ、あのときもそうだったように、複合関係代名詞においては正直2つの訳のどっちがいいかを考えた方が早い。もちろんパッと品詞を判断できる方がいいには決まってるけれど、ここでその判断まで話を広げる意味はないと思う。

[複合関係詞〜, S V]の形はほぼ譲歩(=副詞節)と思って大丈夫だけれど、それ以外は訳で考えてしまってください。

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