助動詞willの用法〜【意思】【習性】【勝手な確信】←「100%する」

主な助動詞についてひとつずつ説明していきます。助動詞のトップバッターは最もお馴染みの【will】です。

未来を表す表現のところで話したとおり、willは別に未来のことを表すサインではありません。だと思ってくれていてもいいんだけど、それと同時に正確な意味もちゃんと知っておきましょう。

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助動詞willとは

・I will help you anytime.
・Will you open the door?
・Oil will float on water.
・It will be fine tomorrow.

まず、willの一番コアとなる意味は「100%〜する」です。中学で「〜でしょう」とか「〜だろう」と習うことが多いので、大したことないと思っている人が多いけれど、本当は結構強い表現です。

この「100%〜する」をスタートに、【意思】【習性】/【確信】の3つの意味が登場します。スラッシュを入れたのは、【確信】だけ推量の方に分類されるから。意味不明な人は前回を確認ね。

【意思】「(100%)〜するつもり」

・I will help you anytime.
・Will you open the door?

まずはその【意思】があるというのが1番目の意味です。これが「〜するつもり」と訳されるもの。できるかどうかは分からないけど、とにかく絶対にやる!って思ってるのがこの本当の意味です。

例文の1つ目はすぐに分かるでしょう。「私はいつでもあなたを(絶対に)助けます」となります。肯定文のanyは「どんな」という意味。「どんなときにも」→「いつでも」です。

2文目は、その100%の意思があなたにあるかどうかを聞いてるもの。「ドアを開ける意思がありますか」→「ドアを開けてもらえますか?」となります。「〜してもらえない?」の決まり文句として覚えておきましょう。

【習性】「(100%)〜するものだ」

・Oil will float on water.

続いては【習性】です。例文の3つ目は「油は水に浮くものだ」。何もしなければ油は100%水に浮くものだよね、このように習性として100%なるものにもwillは使います。習性でピンと来ないときは、習慣や傾向といった言葉を当てはめてもいいかも。

この【習性】はことわざや決まり文句などでもよく使われます。A drowning man will catch at a straw. 「溺れる者はワラをもつかむ」なんてのがよく例に出されるものでしょうか。

それから、この用法でよく疑問になるのが不変の真理との違いです。そもそもこの言葉を覚えてますか?動作動詞で現在形を使う3パターンのうちの1つだったね。たしかに、言われてみれば同じだと思った人もいるでしょう。

不変の真理もこの【習性】も、基本的に指す内容は同じです。ただ、不変の真理は「太陽は東から昇る」という事実を淡々と言っているもの。

一方の習性は「水と油を混ぜると油が浮くものだ」「人は溺れるとワラをもつかもうとするものだ」というように、「こうなると100%こうなるよ」ってことを表すイメージ。

もちろん過去も現在も未来も当てはまるルールなので現在形でOKなんだけど、willが加わることで今言ったようなイメージが加わり、訳としては「〜しようとする」とか「〜したがる」・「〜するようになる」などが当てはまってきます。

【勝手な確信】「(100%)〜だろう」

・It will be fine tomorrow.

最後、4文目が推量の助動詞として使われたwillです。【勝手な確信】ってのは、「他の人がどう思ってるかは知らない・関係ないけど、少なくとも私はこう思っている」という意味。

この文も、空を見るなりして、ひとまず他人の意見は気にせずに「明日は晴れだろうな」と思っている表現です。逆に天気予報とかで言っていてある程度みんなの共通認識であれば、このwillは必要ありません。

時や条件を表す副詞節のところで予測のwillという話をしたけれど、あれはこの【勝手な確信】のwillのことを指していました。

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