大学受験– category –
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奥州藤原氏と源頼朝に征夷大将軍任命の話
平安時代の最後として、頼朝vs義経の争いと、そこに深く関わる奥州藤原氏の話をまとめます。 奥州藤原氏とは? 守護・地頭の設置によってどこにいても追われる身となってしまった源義経。どうにかこうにかして、東北にいた藤原氏の元に逃げ込みました。こ... -
ちきりんの新刊『自分の時間を取り戻そう』を読んで改めて自信が湧いた話
ちきりんさんの新刊、『自分の時間を取り戻そう』を読みました。毎度のように多くの気づきを得られる本だったし、特に今回のは僕が高校ネットゼミを運営し始めた理由とも大きく重なったので、紹介したいと思います。 現在は「高生産性社会」が急速に進んで... -
源平の争乱②〜4者のかけひきと鎌倉幕府誕生の話
治承・寿永の乱の後半、清盛が亡くなった後から平氏が滅亡し、鎌倉幕府が誕生するまでの話をまとめます。 主な出来事 〈1181〉養和の大飢饉 〈1183〉倶利伽羅峠の戦い 〈1183〉寿永二年十月宣旨 〈1184〉一の谷の戦い 〈1184〉公文所・問注所設置 〈1184〉... -
源平の争乱①〜治承・寿永の乱
源氏と平氏が争い、最終的には源氏が勝って鎌倉幕府を開くまでの話です。まずは前半として戦いが始まってから清盛が亡くなるまでをまとめます。 主な出来事 〈1180〉 安徳天皇即位 以仁王の令旨 源頼政挙兵 福原遷都 石橋山の戦い 源満仲挙兵 富士川の戦い... -
平氏政権②〜清盛の太政大臣就任と外戚関係構築の話
平氏政権の後半の話です。前回は平氏って実はスゲーんだよという話でした。でもすぐに滅んで次の鎌倉時代が来ることは知ってる人も多いでしょう。ここから鎌倉幕府の成立まではその傾いていく様についての話です。 前回、清盛がやった5つのことという言い... -
平氏政権①〜日宋貿易など、清盛が行った5つのこと
平氏政権、日本で初めての武士による政治の話です。いつからいつまでを指すのかはまだ評価が分かれているところですが、そもそも鎌倉時代と違って「幕府」ではない、つまり天皇に正式に認められた政権というわけではありません。 一応、時代としては後白河... -
院政期②〜保元・平治の乱勃発、後白河・後鳥羽上皇の話
院政期後半の政治についてまとめます。登場するのは後白河上皇と後鳥羽上皇。ただ、その前に保元の乱と平治の乱という2つの大きな戦いが起こるので、この乱から話をしていきます。 院政期後半の主な出来事 〈1156〉保元の乱 〈1159〉平治の乱 ・長講堂領設... -
院政期①〜北面の武士と八条女院領を設置した白河・鳥羽上皇の話
おじーちゃんの権威を利用して力を誇った藤原氏。この勢いを止めるためにパパが権威を持つ院政。後三条天皇が準備したこの制度が始まります。 今回はこの院政期の政治の前半部分をまとめていきます。 院政期の主な出来事 ・北面の武士設置 ・八条女院領設... -
平安時代⑦〜後三条・白河天皇の話と院政のしくみ
藤原氏の力が途切れた瞬間から院政の開始までの話です。 タイトルに「天皇」が付くのは今回が最後。次回は院政で話は上皇のことになり、そのまま鎌倉時代に突入、中心人物が武士になっていきます。 後三条・白河朝の主な出来事 〈1069〉延久の荘園整理令 ... -
平安時代⑥〜藤原道長と頼通による藤原氏最盛期の話
飛鳥時代以降の政治で初めて、タイトルから天皇の名前を外しました。ライバルを全て排除した藤原氏があまりにも強すぎて、もはや天皇とかどうでもいい時代になってしまった、藤原氏の最盛期のお話です。 まさに富の全てが藤原氏の手にあった時代。ドロドロ... -
平安時代⑤〜承平・天慶の乱勃発、朱雀・村上・冷泉・円融天皇の話
政治の話に戻って醍醐天皇の続きの話をしていきます。今回まとめるのは朱雀・村上・冷泉・円融の4人の天皇の時代。タイトルには承平・天慶の乱を書いたけど、藤原氏による他氏排斥が完了する、すごく重要な時期でもあります。 朱雀・村上・冷泉・円融朝の... -
土地制度②〜国司の種類と寄進地系荘園の話
土地制度の2回目。延喜の荘園整理令によって公領が新たな仕組みへと生まれ変わり、そこからまた新たなタイプの荘園が生まれてきます。それを公領後半・荘園後半としてまとめていきます。 公領後半・荘園後半に共通の話 口分田の成功に倣い、税金をかけるの...