分詞の意味〜【動詞2種類】×【分詞2種類】で4つある

分詞の意味を正確に捉えましょうというのが今回のテーマです。前回「あの走っている犬」と言ったように、基本的には「Vする名詞」と訳してもらえればOK。

ただ、ハイレベルな大学では英文解釈でひっかけ問題を作ったりすることがあるので、正確な知識を一応は持っておきましょう。

スポンサーリンク

分詞は全部で4つある

分詞には現在分詞と過去分詞の2つがあります。この2つは、基本的には「〜する」と「〜される」と習います。コレ自体は全く問題ありません。

ただ、一口に現在分詞、あるいは過去分詞と言っても、そこにはさらに2つの区別があります。もうお馴染みの自動詞と他動詞です。

もともと自動詞から作られた分詞か、他動詞から作られた分詞かによって、分詞はその意味を変えます。現在分詞・過去分詞それぞれなので、分詞は全部で4パターンあるんです。

分詞の訳し方

  • The man eating lunch is Ken.
  • The CD put on the table is mine.
  • The dog running over there is Pochi.
  • He satisfied with his retired life.

1文目と2文目は他動詞の現在分詞と過去分詞を使った文です。他動詞の場合は【能動】か【受動】、つまりさっき言った「〜する/される」と訳してくれれば大丈夫。

したがって1文目は「ランチを食べているその男性は建です」となり、2文目は「テーブルの上に置かれているCDは私のです」となります。

一方、3文目と4文目が自動詞から生まれた現在分詞と過去分詞を使った文となります。気をつけてほしいのがここ。先に訳を出してしまいましょう。

3文目の意味は「むこうで走っている犬はポチです」で、4文目は「彼は引退後の生活(=隠居生活)に満足している」となります。retiredが1語でlifeを修飾していますよ。

ここで知っておいて欲しいのが、現在分詞のときは今している【進行】の意味となり、過去分詞のときはもう終わった「完了」の意味になるということです。

よく例に使われるのが[falling leaves]と[fallen leaves]です。進行の意味で「落下中の葉っぱ」と完了の意味で「落ち終わった葉っぱ」→「落ち葉」を表します。

ハイレベルの大学になればなるほど、この【能動】【受動】【進行】【完了】の違いを意識できないと正しい選択肢を選べなかったりします。

今回のまとめ

以上が分詞の訳し方でした。1つだけ補足すると、【進行】も【完了】も、「修飾された名詞が〜をする」という能動の関係です。

【能動】【受動】【進行】【完了】という4つの意味があるのではなく、他動詞の過去分詞だけが受身で、あとの3つは能動の関係になります。

だから[The man eating lunch is Ken.]の文も、「ランチを食べている」と【進行】の意味で訳すので全く問題ありません。

自動詞からできた分詞の場合に意味が決まっているんであって、【能動】と【受身】の場合はその関係性だけ気をつけて、あとは場面に合った訳を選んでくださいね。

スポンサーリンク