現在分詞か過去分詞かの選択〜自動詞・他動詞の知識を使う!

英文法の問題では現在分詞か過去分詞を選ばせる問題がよく登場します。すでに話したことを使いますが、大事な話で且つそろそろ忘れてそうなので、もう1度確認していきましょう。

「〜する」のか「〜される」のかで判断しなさいと教わってきた人も多いはずですが、それは危険なので最終手段にしてくださいね。

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分詞の選択は動詞の知識の問題

  • The man (carry)a big bag is backpacker.
  • The letter (write) by him made her so happy.

分詞の判断はまず「動詞の知識」を使って行ってください。ここでいう動詞の知識とは、自動詞と他動詞のことです。

受け身の条件を覚えているでしょうか。他動詞で目的語があれば能動態、無ければ受け身。自動詞で前置詞+目的語が無しなら受け身、それ以外は能動態。

とにかく、目的語が足りない状態になっていることが、受け身のルールでした。

[carry(運ぶ)]も[write(書く)]も、「何を?」ってきけますよね。だから他動詞。carryには大きいカバンという目的語があり、writeにはありません。

だから上の文では現在分詞の[carrying]に、下の文は過去分詞の[written]にするのが正解です。こんな感じで分詞は選んでください。

自動詞と他動詞の知識を使うのは間違えないため

この自動詞と他動詞の知識を使って欲しい理由は2つあります。1つ目は最初に危険だよっていった理由でもありますが、意味で考えると間違えることがとても多いから。

たとえば、動詞は常に「〜する」となるとは限りません。能動態のままで「〜させる」と訳す動詞も多く存在します。「楽しませる」みたいに、感情が伴うのは特に多い。

「〜させる」は、実際には主語ではない者が「する」こと。これだけ考えても「する」「される」だけで考えると危ないことが分かると思います。

あとは「僕ちょっと主語に人が来るの嫌なんですよー」っていうわがままな単語がいたりもします。あとで無生物主語なんて話をしますが、まさにこういう動詞たちです。

とにかく、「する/される」で考える人を間違えさせる問題はいくらでも作れるわけです。だから自動詞・他動詞の知識を使って形から解く。これが大切です。

英語力全体を上げることができる

自動詞と他動詞の話をするたびに言うことですが、ここでもくり返しておきたいのは、この区別を常に意識することが、英語の得点力を上げるポイントの1つということです。

現在分詞と過去分詞の選択もそう。受動態の問題もそう。準動詞でも不完全な不定詞句と動名詞句を話しました。それから後に控えてる大テーマの関係代名詞でもそう。

試験のための英語では目的語が必要な場面でそれがあるかないか、つまり完全か不完全かが本当に大事です。何回でもくり返し言いますよ。

だから、動詞を見たら常にどちらなのかを意識してみてほしいし、その知識を問う今回のような話では積極的に使って考えてほしい。本当にやってくださいね。

教わることは半分で、もう半分は自分でくり返しくり返しやることが勉強です。習ったことは自分でやってみないと絶対にできるようになりません。

もちろんテスト中にどちらの動詞なのかが分からなかったら、そのときは意味で考えるしかありません。でもこれはあくまでも最終手段です。

そして意味で判断した場合は、必ず後からどちらだったのかを確認しようね。

【完了】の分詞は例外

動詞の知識を使って解く。これを考えたときに1つだけおかしなことに気づかないでしょうか。それは自動詞の過去分詞って形が基本的に作れないことです。

もちろん、目的語のない前置詞があれば全く問題ありませんが、前回[He satisfied with his retired life.]という例文を出しました。

ルール通りだと変ですよね。

やはりこれは例外的な言い方です。そのため、この言い方をする表現はかなり限られます。

前回言った[fallen]や[retired]、そして[frozen]なんかを覚えておけば十分でしょう。「凍った」です。

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