関係副詞when・where・why・how〜ポイントは先行詞と省略

今回は関係副詞についてです。関係代名詞と何が同じで何が違うのかを、きちんと押さえましょう。

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関係副詞とは

下の2つの文のカッコに適切な関係詞を入れなさいと言われたら、何を入れるでしょうか。

・That is the place ( ) I want to visit.
・That is the place ( ) I want to go.

まず2つに共通することは、カッコの中には接続詞か関係詞を入れなきゃいけないことです。SVが2つあるときは、それをつなぐ接続詞あるいは関係詞が必要でした。

そしたら試しに関係代名詞の条件を考えてみましょう。visitは他動詞なので節内不完全が成立し、先行詞もある、そして「私が行きたかった場所」と形容詞として働けます。だから上の文は関係代名詞whichが入ります。

では下の文はどうでしょうか。先行詞があることと形容詞になることは同じだけれど、goが自動詞なので節内不完全が成立しません。だから関係代名詞を入れては不正解、前回の話を理解してくれていたら、to whichが正しいと分かると思います。

そして、ここからが今回のメインだけど、この前置詞+関係代名詞を使う条件、つまり【節内完全】【先行詞がある】【形容詞節】は、そのまま関係副詞を使う条件にもなります。つまり、この場合は関係副詞でもOKということです。

関係副詞とは、関係代名詞と同じく名詞を修飾する形容詞節を導く接続詞です。ただし、節の中で名詞の代わりをする関係代名詞と違い、関係副詞は節の中の副詞の代わりをします。

例文は[I want to go to the place.]と[That is the place]が合体した文で、共通する単語は[place]です。ただ、前者のplaceは前置詞の目的語として副詞句の一部となっています。

この前置詞と目的語の組み合わせを切り分けて考えるのが前置詞+関係代名詞だったけれど、それを副詞のまま捉えて処理できるのが関係副詞なんです。だから前置詞+関係代名詞は関係副詞1語で書き換えることができます。

そして、何よりも重要なのは、関係副詞は節内が完全だってことです。この点は完全に押さえておきましょう。

関係副詞の種類

・That is the place where I want to go.
・I can’t forget the day when I passed the examination.
・Please tell the reason why you could pass the examination.
・This is the way how I know her. ※この文は×です

関係副詞にはwhere・when・why・howの4つがあります。この4つの区別はもう完全に意味で行います。先行詞を見てどれを入れるのが1番いいかなと考えるのです。

基本的には【the place where】【the time when】【the reason why】【the way how】の組み合わせだけれど、例文のようにtimeがdayになったり、placeがテーマパークになったりは普通にあります。

whereの先行詞

・This is the point ( ) you have to be careful.

先行詞がplaceとかテーマパークとかなら、問題なくwhereを選べると思います。ただwhereは抽象的に「場」と捉えられるものにも使うことができます。

あまり出題率は高くないけれど、関係副詞whereの先行詞は、「場所」「case」「point」「situation」と覚えておいてください。

関係副詞と省略

関係副詞の大事な話に省略の問題があります。それは関係副詞の場合、先行詞か関係副詞のどちらかを省略してもOKっていうものです。

どちらを省略してもいいし、そもそも省略せずに両方書いてもどっちでもいい。かなりアバウトなルールだよね。

さっき関係副詞の条件で2つ目に先行詞があると言いました。ただ、このように省略されてしまっている場合があるので、そのときはもちろんありません。

関係副詞の注意点は本当にここ。特に先行詞が省略されている文を読んで意味が分からなくなるってことが慣れないうちはよくあります。この4つが出てきたら、常に前に先行詞を入れられないか考えてみましょう。

the way howは不可

この関係副詞の省略についてもう1つだけ。さっき省略はしてもいいししなくてもいいと言いました。でもthe wayとhowの組み合わせだけは必ずどちらかを省略しなければいけません。

例文のところで※印で書いちゃダメと言ったのはこのためです。要注意。

関係副詞の非制限用法

最後に、関係副詞whereとwhenは非制限用法になることもあります。そのときは「and there」「and then」と考えてください。「そしてそこで」「そしてそれから」って意味だね。

あと、この場合は省略は起こらない。関係副詞はここまで理解できれば十分です。

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