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lieとlay・riseとraiseの違い〜自動詞と他動詞の選び方

文型の最後はlieとlay、そしてriseとraiseの使い分けです。紛らわしい単語の区別として出される定番問題ですが、今回は少し問題の解き方の話を含めて話していきます。

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lieとlayの区別

lieとlayは、それぞれ「ライ」・「レイ」と読みます。この2つは【lieが自動詞】で、【layが他動詞】とまずは覚えましょう。この順番で覚えておけば基本大丈夫です。

意味はlieが「横たわる」で、layが「〜を横たえる」。自分が横になるか、何か・誰かを横にするかの違いです。これもどっちが自動詞か他動詞かを分かっていれば大丈夫だと思う。

不規則変化

問題はここからです。この2つは活用が不規則に変化をします。しかも、lieには同じスペルで全く違う動詞「ウソをつく」があって、そいつがまた違う活用をするのです。

その活用を見てみましょう。原形 -過去形 - 過去分詞 - 現在分詞の順番に並べています。分詞は今は全く気にしなくていいですが、一緒に覚えた方が楽なので載せてしまいました。

  • 横たわる:lie - lay - lain - lying
  • 〜を横たえる:lay - laid - laid - laying
  • 嘘をつく:lie - lied - lied - lying

それぞれ「ライ- レイ- レイン - ライング」・「レイ - レイド - レイド - レイング」・「ライ - ライド - ライド - ライング」と読みます。こういうのは早口で言えるようになるのが一番です。

自動詞と他動詞の判断

そうしたら、次は実際に例文を見ます。それぞれなぜ[lay・laid・lied]が使われているのかを考えてみてください。

  • I lay on the bed and read books yesterday.
  • I laid my baby in a crib.
  • He lied to her and went on date with another girl.

ここまで自動詞と他動詞の違いはもう散々言ってきました。ただ、実際にどうやって問題に答えていくかについては言ってこなかった。その話を兼ねて説明します。

まず、1つ目の文は後ろが前置詞+名詞になっています。ということは、目的語が無いので自動詞を選ばなければいけません。そして最後にyesterdayがあるから過去形にする。

そうなると、先ほどの3つの単語の中では、過去形の方のlayとliedのどちらかになります。あとは意味で判断です。ベッドの上でウソをつく意味はないね。横になる方が自然。

だから「横たわる」のlieの過去形layが入りました。逆に2つ目の文は後ろに赤ちゃんという目的語があるので他動詞。[crib]はベビーベッド、さすがに覚えなくていいです。

3つ目はやはり後ろが前置詞なので、自動詞を選びます。彼女に横たわって別の女の子とデートに行くって、完全に謎の状況ですよね。

ここはやはり「彼女にウソをついて別の女とデートした」が文の意味としては自然でしょう。もちろん、こういう文は一言、「彼はゲス男だ」で済ませてOKですよ。

和訳とは、内容をきちんと捉えていることであって、単語を1つずつ日本語に直していく作業ではないからね。

riseとraise

同じように、紛らわしい単語として出されるのが[rise]と[raise]です。「ライズ」と「レイズ」、さっきのが「横になる」系だったのに対し、こちらは「上げる」の意味。

要領はさっきと全く同じなので、活用と例文を一気に出してしまいます。「ライズ - ローズ - ライズン - ライジング」と、「レイズ - レイズド - レイズド - レイジング」です。

  • 上がる:rise - rose - risen - rising
  • 〜を上げる:raise - raised - raised - raising
  • The sun rises in the east.
  • We raise our hands when we have a question.

1つ目は後ろが前置詞+名詞だから目的語がない、だから自動詞。2つ目は「手」という名詞があるから他動詞。大丈夫ですよね。

「太陽は東から昇る」と、「質問があるとき、私たちは手を上げる」です。

raiseの意味

ちなみに、[raise]は「高くに持ち上げる」というのがもともとのイメージです。その結果、「〜を上げる」の他に、「〜を育てる」なんて意味もあります。

文法の問題としては「〜を上げる」を知っておくことが大事ですが、よく目にするという点では「〜を育てる」の方が多いと思うので、ぜひ覚えておいてください。

今回のまとめ

ここまでがこのlieとlay・riseとraiseの判断についての話でした。ただ、実際はここまでの知識だと、これらの適切な形を答えさせる問題は解けないんです。

100%解けるためには、もう1つ受動態の知識がどうしても必要。練習問題で出てきたら、受動態を勉強し終えるまで待ってください。選択肢を見ればこの問題と分かるから。

また、もう1つこの自動詞と他動詞の違いに関する問題として、[grow up]と[bring up]があります。これは「育つ」系。前者が「育つ」で後者が「育てる」になります。

別に単語自体が紛らわしいわけではないので、わざわざ上の2つのように取り上げる必要はないでしょう。

むしろ、growは第2文型の、そしてbringは第4文型のリストにそれぞれ入っていたよね。その知識を使いこなしてくれたら解けるはずです。

せっかく勉強するならば、こういったところをパーフェクトにしていきましょう。そうすれば、習ってないけど分かる・解けるようになるから。それが「応用力」です。

そんな話をしたところで、絶対に絶対に絶対に分かってほしい文型のお話を終わりにします。

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