準動詞の完了形〜ズレていたら【to haveVp.p.】や【having Vp.p.】

不定詞・動名詞・分詞・分詞構文の4つに共通するルール、3つ目は「時制」についてです。動詞は必ず時制とセットなので、準動詞にもこのルールがあって当然ですね。

ただ、不定詞はtoの後ろに動詞の「原形」と決まっているし、【Ving】も[Vinged]みたいなことはできないと受動態の進行形や完了形のところで話しました。

ではどうやって時制を表すか。それが今回のテーマです。考え方は時制の一致と変わらないので、今「時制の一致」と聞いて怪しいなと思った人は、確認してから進んでください。

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不定詞の時制

たとえば「ウソをついたことを後悔している」という文で考えよう。この文の述語は「後悔している」で、現在の話です。そして「ウソをついた」のは過去の話。

時制の一致の話をしたとき、[主節]と[主節とのズレ]で考える話をしました。基本はあれと全く同じです。

ただ、あのときはthat節の中を過去形や過去完了形にすることができたけど、準動詞ではそれができません。toの後ろは原形だし、Vingも形を変えれません。

なので、準動詞の場合は「ズレの有無」だけを分かるように書いておきます。具体的に言えば、ズレがないときはVは原形の形で、あるときは現在完了形にするのです。

  • Shohei is said to be a great player.
  • Eiji is said to have been a great player.

不定詞を見て、toの後ろが原形なら主節と同じ時制だと考えます。一方、ズレがある場合は[to have Vp.p.]の形なので、見つけたら主節より1つ過去の時制です。

例文の上の文は[to be]ときているので、「今スーパースターだと今言われている」という意味です。もちろん[Shohei]は大谷翔平をイメージしてますよ。

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一方、下の文は[to have been]なので、「昔はスーパースターだと今言われている」の意味になります。この[Eiji]は板東英二さんをイメージしました。

「マジカルバナナ」というゲームを知っている人は多いでしょう。でも、これがもともと20年前の『マジカル頭脳パワー』という番組のゲームだったことは知らない人が多いはず。

所ジョージが天才っぷりを発揮し、今田耕司も若くて番組を盛り上げていました。女性レギュラーが不在のときにつなぎで入っていた人の1人に政治家の蓮舫さんがいたりもします。

そんな番組の司会をしていたのが板東英二です。今では「ゆで卵が好きなオモシロおじいさん」キャラですが、当時はこの番組の舵取りを完璧にこなしていました。

そしてこの人はもともとプロ野球選手なんですね。中日ドラゴンズに11年間在籍し、2桁勝利を5回も記録した名投手です。王さん長嶋さんと並んで『巨人の星』にも登場しています。

そしてそしてもっとスゴいのが高校時代。1958年の甲子園・夏の大会で取った83個の三振は未だに記録です。あとはとにかく球数を投げまくった伝説などを残しています。

マジカルバナナを楽しむなら、どうかこの超人のことも知っておいてください。以上で板東英二の話を終わりにしたいと思います。

Vingの時制

違いますね。今回のテーマは板東英二ではなく、準動詞の時制についてです。何の話をしていたか分からないくらい横道に逸れましたが、不定詞の時制は分かってもらえましたか?

【Ving】の形を取る動名詞・分詞・分詞構文もこれと全く同じです。主節とのズレがあれば【having Vp.p.】の形にしてください。

ただし、ここからはちょっとフライングで動名詞の話に踏み込みますが、動詞の中には明らかに過去の内容を必要とするものがあります。

たとえば[regret]。これは「後悔する」という意味ですが、何かをして、それをあとから「あんなことしなきゃよかったー」って思うのが「後悔」ですよね。

つまり、「何かする」のと「後悔する」のには、必ず時間のズレがあるのです。このようにズレがあるのが明らかな場合、普通に動名詞で書くことができます。

一方、ズレ有り・ズレなしの両方の可能性がある動詞についてはやはり原形と完了形の区別が必要です。例えば、「誇る」は現在のことも過去のこともできますよね。

  • He is proud of being a student of the University of Tokyo.
  • He is proud of having been a student of the University of Tokyo.

どんな単語が自動的に過去を表すのか、それは動名詞のところでやりましょう。今回はとにかく基本的なルールとして、主節とのズレがあれば【having Vp.p.】の形を押さえてください。

今回のまとめ

準動詞4つに共通するルールとして、時制の話をまとめました。とにかく主節とのズレがあれば【to haveVp.p.】や【having Vp.p.】です。

ちなみに、板東英二はWikipediaで肩書の最後がYouTuberとなっています笑。そんな彼のブログ『最後のブレイク!』をどうぞご贔屓に(?)

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