動名詞のみを目的語に取る動詞〜メガフェプス+8(ダパミクス)

今回のテーマは「動名詞のみを目的語に取る動詞」です。こんな動詞がきたら、後ろは不定詞ではなく動名詞だよっていうものを紹介していきます。

はっきり言って、試験でこれが出たら超ラッキー問題です。半ば点をくれているようなものなので、絶対に落とせません。確実に押さえておきましょう。

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メガフェプス+ダパミクス

この講義では動名詞のみを目的語に取る動詞を16個紹介します。覚えやすさ・テストで問われる確率・覚えた先の発展性などを考えて、一番効率がいいように絞りました。

さっそく紹介していこうと思いますが、中学の英語で「メガフェプス」を習った人も多いのではないでしょうか。以下の8単語の頭文字を並べたものです。

  1. mind:気にする
  2. enjoy:楽しむ
  3. give up:諦める
  4. avoid:避ける
  5. finish::終える
  6. escape:逃げる
  7. practice:練習する
  8. stop:止める

「メガフェプス」という言葉自体には何の意味もありません。でもこれで大事な単語が8つ覚えられると思うと、なんとなく覚えやすい。これをまず前半とします。

この8つは中学でも絶対に知っておかなきゃいけないものとして習うので、大学受験の入試では平均点を6割〜7割に持ってくるためのサービス問題に使われます。

なのでもし落としてしまったら、それはもうグッバイな感じ。今ここで必ず覚えてください。それができたら、高校生レベルのものとして次の8つもぜひ頭に入れておきましょう。

  1. deny:否定する
  2. admit:認める
  3. postpone:延期する
  4. advise:忠告する
  5. miss:し損なう
  6. imagine:想像する
  7. consider:考える
  8. suggest:提案する

全く意味のないメガフェプスが何となく覚えやすいので、こちらも意味のない「ダパミクス」と覚えるのがいいのではと思っています。

最近支持率が落ちてきた安倍総理が、自分の経済政策のことを「アベノミクス」と言ってましたよね。それに似せてみました。

高校生レベルとは言ったものの、[mics]のところなんかは普通に出てくるので、やはり今回の16個は絶対に絶対に絶対に覚えなきゃいけないところだと思ってください。

動名詞を取る理由

単語の紹介が終わったところで、次はこれらがなぜ動名詞のみを目的語に取るのかについてです。端的に言えば、これらが前回話した動名詞の特性と合致するからということになります。

不定詞と動名詞の区別として、「もうやった?ヤル気は?いつも?」の3点を考える話をしました。動名詞は【過去】【消極的】【一般論】の3点でしたね。

先ほどの16単語を見ると、全体的にネガティブなものが多いと思いませんか?「気にする・諦める・避ける・逃げる・止める・否定する・延期する・ミスる」。

ざっくり言えば、すでにやっていることから逃げちゃう系と、今迫ってきていることから逃げちゃう系があり、それを合わせて【消極的】と括っています。

それから「すでにやっていることをVする」という、過去のことに触れるものが続きます。「楽しむ・終える・認める」。

[admit]は入学や入院の許可をするときにも使われますが、基本的にはすでに何かしたことを認めるときの表現です。不倫とかさ。だから過去のこと。

最後が一般論。これには「繰り返し」というニュアンスがあることを前回言いました。[practice]が動名詞を使うのもここに理由があります。やっぱり練習はくり返さないとね。

advise・imagine・consider・suggest

ここまでで説明できていないのが、[advise・imagine・consider・suggest]の4単語です。これについては申し訳ない、何でVingだけなのか自分もよく分かっていません。

いろいろな理由を考えてきたし、多くの英文に触れたことで、ちょっと見えてきたような気はするんですよ。でもまだきれいに説明しきれないんです。

有名な先生の参考書とかもこっそり見てみたけれど、正直納得がいかない。「後からいろんな解釈を追加して、これが本質だって言うのはズルくね?」って思うのがほとんどでした。

だから、教える立場としてずっと悔しいなぁと思っているけれど、でも「ごめん、俺も分からないからここは覚えて」と素直に言わせてもらおうと思います。

後ろに不定詞がある場合もある

  • He stopped smoking.
  • He stopped to smoke.

もう1つだけ話を加えます。上で挙げた16個の単語の後ろには不定詞が絶対に来ないかという、そういうわけでもありません。

今回のルールをもう1度見てみましょう。「目的語に動名詞をとらない動詞」。つまり目的語には動名詞だけだけど、それ以外の働きとしては不定詞がありえるんです。

よく例に出されるのが例文にあるstop。上の文はsmokingが目的語になって、「たばこを吸うこと辞めた」という意味になります。これは問題ないでしょう。

一方、下の文のto smokeは目的語にはなれません。stopがそれを許さないからです。彼とタバコはイコールじゃないので補語でもないし、修飾される名詞もないから形容詞でもない。

つまりto smokeは副詞的用法として動詞を修飾しています。この場合は「彼は止まった、タバコを吸うためにね」と、目的の意味で訳すのがいいでしょう。

このように目的語以外で不定詞が来ることがあるので、後ろは動名詞と覚えてはいけません。あくまでも目的語が動名詞、ルールは正確に覚えてくださいね。

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