不定詞のみを目的語に取る動詞〜頻出は意味が重要な動詞たち

今回は「不定詞のみを目的語に置く動詞」についてです。不定詞と動名詞に関する話の続きで、主に問題を解くこと中心の話をしていきます。

前回の「動名詞のみを目的語に取る動詞」が分かっていることを前提に話を進めていきますので、何の話か分からない人や自身がない人は、先にそっちの確認をしてください。

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不定詞と動名詞の目的語

目的語に準動詞を置く場合、不定詞を選ぶか動名詞を選ぶかの話が出てくるわけですが、これについては4つのパターンがあります。

不定詞と動名詞の区別4パターン

まずは前置詞の目的語になる場合、これは必ず動名詞を選ばなければいけないということを、動名詞の初回で話しました。前置詞+不定詞はありません。

2つ目が前回やった、「この動詞なら後ろは動名詞のみよ」というものであり、3つ目が今回の「逆にこの動詞なら不定詞だけね」というものになります。

ちなみに次回、最後の「この動詞は両方OKだけど、どっちを使うかでちょっと意味が変わるよ」ってなパターンについて話しますからね。

動名詞のみ→不定詞のみの理由

で、今回の最初で話しておきたいのが、なぜ2と3をこの順番にしたのかについてです。つまり、動名詞のみの場合を先にした理由。

試験のための勉強では、少ない方を覚えることがとても重要です。少ないものをきちっと覚え、あとは全てこうなると考えることが効率的な勉強の仕方。

この目的語がどちらかの話も、動名詞を取る動詞の方が圧倒的に少ないんです。だからまずはそちらを覚え、それ以外の動詞が出てきたら不定詞を選べばいい。

もちろん、動名詞のみの動詞が前回やった16個しかないかといったら、そんなことはありません。16個というのはあくまでも効率を考えて厳選したもの。

だから、16個に入ってないから不定詞を選んだのに間違えたという場合も出てくるでしょう。でもそれはたまたま確率が低い方が当たってしまったというだけ。

そこで「やっぱり細かいところまで正確に覚えなきゃ」と思いはじめてしまったら、それは完全に合格から遠のいていく方向です。

ここを頑張るのは90点を100点にする話であり、50点を70点にするのの何倍もの努力が必要になります。

そして試験勉強ではそもそも70点取ることが一番大事なので、言い方によってはムダな努力です。余裕で受かる状態になってからにしましょう。

不定詞のみを目的語に取る動詞

少し内容が逸れましたが、動名詞のみを取る動詞の方が少ないので、先にそっちを完璧にしてしまいましょうという話をしました。

だから「メガフェプス&ダパミクス以外は不定詞」という理解でOKです。正確には次回の「どっちもある」単語もあるけれど、大雑把に言えばそれで大丈夫。

その上で知っておくと使える話が2つあるので、それを「不定詞のみを目的語に取る動詞」として紹介します。「意味が変わる表現」と「ネガティブなのに不定詞の表現」です。

意味が重要な動詞

まずは「意味が特殊だぞ、気をつけろよ」な集まりです。ここに含まれる動詞は、不定詞が目的語にきたとき、通常の意味と少し変わるものを指します。

たとえば【learn】。普通は「〜学ぶ」って意味ですよね。でも目的語が不定詞の場合は「〜できるようになる」という意味になります。「できる」までが明確に含まれます。

もう1つ【happen】も挙げてみましょう。通常なら「起こる」ですが、不定詞が続くと【たまたま〜する】になります。こんな感じで変化するのが以下のものです。

  1. afford to:〜する余裕がある
  2. happen to:たまたま〜する
  3. help (to):〜することに役立つ
  4. intend to:〜したいと思う
  5. learn to:〜できるようにする
  6. manage to:どうにかして〜する
  7. mean to:〜するつもりである
  8. never fall to:必ず〜する
  9. seek to:〜しようと努力する
  10. would like to:〜したいと思う

ここに並べた動詞は全てこんな感じで意味が変わり、正直覚えておかないと対応できません。不定詞を目的語に取ること以上に、この意味を知っておくことが大切です。

不定詞なのにネガティブな動詞

不定詞を目的語に取る動詞の中で、もう1つ覚えておくといいのが「不定詞を使うくせにネガティブ」な動詞たちです。

後ろ向きなものは動名詞っていう性格だけを覚えている人を落とすための問題として、ときどき以下の動詞たちが登場します。

  1. cease to:〜するのを止める
  2. decline to:〜するのを断る
  3. hesitate to:〜するのをためらう
  4. pretend to:〜するふりをする
  5. refuse to:〜するのを拒む

不定詞を選ぶ理由は、「まだやってないこと」だからです。ためらってるってのは、つまりまだしてないこと。やってるふりをすることも、やってないと言っているのと同じですね。

[enjoy]が明るい内容なのに動名詞を取るように、ポジティブかネガティブかよりも未来か過去かの基準の方が基本的には優先されます、

ここまでの話が分かってもらえれば、だいたいは判断できるようになってきます。でも、まずは覚えることからやっていきましょう。理解は徐々に深めればいいのです。

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